「蓮の花って食べられますか?」
9月14日に農業大学校の学生約20人が農園視察で来園した際、ある学生からそんな質問を受けました。
実際に食べたことがない私は答えに窮してしまいました。
翌日、Twitterでそのことを呟き、蓮の花びらを食べたことがある人、又は食べ方を知っている人はいないか聞いてみました。
すると、花びらを食べる文化はあることが判明。早速、残り少ない蓮の花を収穫してきました。
さらにタイ料理の「ミエンカム」(ミヤンカム、ミアンカム、ミャンカム)という料理では、蓮の花びらを使うことがあると教えてもらいました。
食べようか迷っていましたが、蓮の栽培者として蓮を五感で味わい尽くそうと決心。
①生のまま花びらを食べる
②天ぷら
③おひたし
④ミエンカム
の4パターンを試してみました。
結果は…
①生のまま食べる→渋味と苦味がある上、花びらの繊維で噛み切れず美味しくない。
②天ぷら→花びらの繊維感が残り、美味しくない。
③おひたし→花びらの繊維感が残り、美味しくない。
④ミエンカム→めちゃくちゃおいしい。酸味・甘味・辛味が絶妙にマッチ。花びらの繊維感が気にならない。
ミエンカムだと、なぜか蓮の花びらが食べられるという摩訶不思議な現象が起きました。
恐るべしタイ料理。
新しい蓮の魅力を発見できました。
この衝撃を多くの皆さんに共有できたらいいなと考えています。
どこかで蓮の花びらを使ったミエンカムを振舞えたらいいなと思っています。
乞うご期待!!